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表示に関するQ&A

みなさまからよせられた表示に関する疑問・質問にお答えします。

みなさまからよせられた食品表示に関する疑問・質問の中で、比較的多く寄せられる疑問・質問にお答えするページです。質問内容は今後も随時更新していきますので、定期的にチェックしてみてください。

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Q1
下記のようなものを店内加工し、自らその場で販売する場合は、原材料名等の表示は不要となりますか。 (水産)鍋物セット、バーベキューセット (畜産)鍋物セット各種、炒め物セット各種、焼肉セット、ハンバーグ、ピーマン肉詰め (農産)カットフルーツミックス、鍋物セット
A
 容器包装された上記の製品を製造者(又は加工包装者)が自らその場で販売する場合、原材料名、内容量などの表示事項を表示する必要はありません。
 詳しくは食品表示基準第5条第1項の「食品を製造し、又は加工した場所で販売する場合」の項を御確認ください。

なお、カットフルーツミックス、焼肉セットなどについては、食品表示基準別表第15の原料原産地表示が必要な品目に該当しますが、店内加工の場合は原料原産地の表示義務はありません。
しかしながら、消費者から生鮮食品同様に認識されており、原産地表示への期待が大きいことを踏まえ、自主的に原料原産地表示を行うことが望まれます。

なお、食品表示基準上は内容量の表示義務がない場合であっても、計量法上表示しなければならない場合があることには御留意ください。
Q2
加工食品において、プライスラベルによる原料原産地の表示はどのように行えばよいのですか。
A
原料原産地と加工地を誤認させるような表示にならないように注意して表示してください。
例えば、輸入したアジを沼津市で日干ししたものに「沼津産」のように表示することは、沼津で獲ったアジを使用していると消費者を誤認させる可能性があるため認められません。

プライスラベルで加工食品に産地表示を行う場合も、「沼津産」などあいまいな表示をせず、「沼津加工」など、原料原産地と加工地がわかるように表示しましょう。
Q3
「特色のある原材料」とは何ですか。
A
産地や栽培方法などに、特色のある原材料のことです。
特定の原産地のもの、有機農産物、非遺伝子組換えのもの、特定の製造地のもの、特別な栽培方法により生産された農産物、品種名等、銘柄、ブランド名、商品名などを強調して表示したい場合には、表示方法のルールがあります。
例:国産大豆、有機にんじん、コシヒカリ、松阪牛等
Q4
「沖縄産黒糖使用」、「有機大豆使用」のように、特色のある原材料を強調して表示する場合の表示を教えてください。
A
「沖縄産黒糖使用」、「有機大豆使用」のように、特色のある原材料等を強調して表示する場合には、その使用割合を表示しなければなりません。
特色のある原材料を使用していても、そのことを強調して表示しないのであれば割合表示を行う必要はありません。

基本的な考え方として、「使用」、「たっぷり」等、その原材料をどのような用語で表現するかに関わらず、原材料自体を一般的名称で表示する場合は、特色のある原材料の表示には該当しません。

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Q5
名称や原材料の「一般的な名称」とは何ですか。
A
法令等で定義されている名称や「日本標準商品分類」等の名称、その他社会通念上一般的な名称をいいます。
食品表示基準の中に、個別に定められている場合等、使用した原材料等の名称について具体的に例示があるものはその名称を表示します。

例示がないものや食品表示基準の中でが定められていないものについては、その固有名称を、食品衛生法、JAS規格、公正競争規約等の公的基準で定義されている名称や「日本標準商品分類」、「日本食品標準成分表」中の名称等を参考にして表示してください。これらに記載されていないもの、社会通念上分かりにくいものについては、消費者に誤認を与えない範囲で事業者の判断で表示してください。

また、特定の地域で一般的であっても全国的には一般的でない呼称も多くありますので、注意が必要です。

水産加工品の原材料表示については、「魚介類の名称のガイドラインについて」(平成19年7月水産庁作成)による生鮮魚介類の名称のルールを基本に表示します。
Q6
牛肉のエキスやしいたけの粉末を原材料に使用した場合どのように表示するのですか。
A
「ビーフエキス」、「粉末しいたけ」のように表示してください。
単に「牛肉」や「しいたけ」と表示した場合、消費者に、あたかも、製品中に牛肉やしいたけそのものが入っているかのような誤認を与えることになりますので、この場合は「ビーフエキス」、「粉末しいたけ」のように表示してください。
Q7
「野菜」、「魚介類」等、同種の原材料をまとめて表示できますか。
A
同種の原材料をまとめて表示した方が消費者にわかりやすいのであれば、まとめて表示することができます。
「野菜」、「魚介類」のように、消費者が同種の原材料と認識しているものであって、複数種類の原材料を使用するような場合には、同種の原材料をまとめて表示した方が消費者にわかりやすい場合があります。このような場合には「野菜」、「魚介類」などの文字の次にカッコ書きで、まとめて表示することができます。例:野菜(トマト、たまねぎ、にんじん)
ただし、食品表示基準別表第4において別途原材料名の表示方法が規定されている食品については、それに従ってください。
Q8
複合原材料は、そのすべての原材料を表示しなくてはならないのですか。
A
原材料に占める重量の順位や割合が低い原材料について、「その他」とまとめて表示することができます。
2種類以上の原材料からなる原材料を複合原材料といいます。その名称から原材料が明らかなときは、複合原材料を構成する原材料の記載を省略することができますが、例えば、弁当中の煮物については、名称からその原材料が明らかとはいえないため、煮物であれば、「煮物(里芋、人参、ゴボウ、コンニャク、しょうゆ、砂糖、水飴、みりん、食塩)」等と表示することが基本になります。

しかし、煮物に占める原材料の重量が上位から3位以下であって、かつ、重量割合が5%未満のものについては、それらを「その他」とまとめて表示することができます。
Q9
同一工場で3種類の異なる商品を製造して詰め合わせる場合は、その商品ごとに原材料の表示をしてもよいですか。
A
商品の種類別に表示しても差し支えありません。
原則は、3種類の全ての原材料について、全ての原材料の重量に対する割合の多い順に表示することとなりますが、消費者が購入時に判断しやすいことを考慮して、種類別に表示することは差し支えありません。
Q10
納豆に添付されているたれやからしの原材料の表示の仕方を教えてください。
A
品目ごとに分割し、メインとなるものから順にタイトルを付した上で、それぞれ重量順に表示してください。
複数の加工食品を組み合わせた製品について、品目ごとに分割し、まとめて表示した方がわかりやすくなる場合には、品目ごとに分割し、メインとなる品目から順にタイトルを付した上で、それぞれの重量割合の多い順に原材料を表示してください。
例:
原材料名 【納豆】大豆、納豆菌
  【添付たれ】植物性たん白分解物(大豆を含む)、砂糖、しょうゆ(小麦を含む)、食塩、醸造酢、昆布エキス
  【添付からし】 からし、食塩、醸造酢

添  加  物 【添付たれ】調味料(アミノ酸等)、アルコール、ビタミンB1
  【添付からし】酸味料、着色料(うこん)、増粘多糖類、香料
Q11
原料原産地を表示しなくてはならない加工食品は何ですか。
A
下表にあるものは対象品の一例です。 この表にない商品でも品目群に該当するものであれば原料原産地表示の対象となります。

  1. 乾燥きのこ類、乾燥野菜及び乾燥果実(フレーク状又は粉末状にしたものを除く。)
  2. 塩蔵したきのこ類、塩蔵野菜及び塩蔵果実(農産物漬物品質表示基準に規定する農産物漬物を除く。)
  3. ゆで、又は蒸したきのこ類、野菜及び豆類並びにあん(缶詰、瓶詰及びレトルトパウチ食品に該当するものを除く。)
  4. 異種混合したカット野菜、異種混合したカット果実その他野菜、果実及びきのこ類を異種混合したもの(切断せずに詰め合わせたものを除く。)
  5. 緑茶及び緑茶飲料
  6. もち
  7. いりさや落花生、いり落花生、あげ落花生及びいり豆類
  8. 黒糖及び黒糖加工品
  9. こんにゃく
  10. 調味した食肉(加熱調理したものを除く。)
  11. ゆで、又は蒸した食肉及び食用鳥卵(缶詰、瓶詰及びレトルトパウチ食品に該当するものを除く。)
  12. 表面をあぶった食肉
  13. フライ種として衣をつけた食肉(加熱調理したもの及び調理冷凍食品に該当するものを除く。)
  14. 合挽肉その他異種混合した食肉(肉塊又は挽肉を容器に詰め、成形したものを含む。)
  15. 素干魚介類、塩干魚介類、煮干魚介類及びこんぶ、干のり、焼きのりその他干した海藻類(細切若しくは細刻したもの又は粉末状にしたものを除く。)
  16. 塩蔵魚介類及び塩蔵海藻類
  17. 調味した魚介類及び海藻類(加熱調理したもの及び調理冷凍食品に該当するもの並びに缶詰、瓶詰及びレトルトパウチ食品に該当するものを除く。)
  18. こんぶ巻
  19. ゆで、又は蒸した魚介類及び海藻類(缶詰、瓶詰及びレトルトパウチ食品に該当するものを除く。)
  20. 表面をあぶった魚介類
  21. フライ種として衣をつけた魚介類(加熱調理したもの及び調理冷凍食品に該当するものを除く。)
  22. 4又は14に掲げるもののほか、生鮮食品を異種混合したもの(切断せずに詰め合わせたものを除く。)
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Q12
緑茶、緑茶飲料の原料原産地はどのように表示すればいいのですか。
A
お茶の原料原産地は、荒茶を製造したところです。輸入した荒茶を使用した場合は、原料原産地として、荒茶の製造国を表示してください。
例えば、
・国内産荒茶を用いて国内で仕上げた緑茶には、原料原産地として国産である旨を表示します。
・A国産荒茶を用いて国内で仕上げたような緑茶には、原料原産地としてA国産である旨を表示します。
・A国産荒茶を60%、国内産荒茶を40%混合して国内で仕上げた緑茶には、荒茶の重量の割合の多いものから順に「A国産、国産」のように原料原産地を表示します。
Q13
たらこなど複数の産地のものを混合した場合で、商品ごとに正確に重量順表示ができない場合は原料原産地の表示をどのようにしたらよいですか。
A
前年の取扱い実績で多い順など、合理的な根拠に基づいた重量順で表示します。
同じ種類の原材料で複数の産地のものを混合した場合は「たらこ(A国、B国)」のように、主な原材料の原産地を原材料に占める重量の割合が多いものから順に表示することが原則です。

しかしながら、Qのような場合については、商品ごとに正確に重量順に表示することは困難であることから、例えば前年の取扱い実績の多い順など、合理的な根拠に基づいた重量順に「たらこ(米国又はロシア)」のように表示することもやむを得ないと考えます。

この場合、消費者に誤認を与えないように、一括表示様式外に「原料原産地は、当社における○年の取扱い実績の多い順に表示しています。詳細は弊社にお尋ねください。」のように、表示の根拠について記載する事が必要です。

なお、たらこ製品であっても国産原料を使用した場合には、上記のように「たらこ(国産又は米国)」とした表示はできません。これは、国産原料が輸入原料に比較して高値で取引されることから、「国産」表示がある商品であって商品には実際に国産原料が使用されていない場合には消費者に対し優良誤認を与える可能性が高いと判断されるためです。
Q14
アレルゲンの表示方法を教えてください。
A
アレルゲンは、原材料名欄に個々の原材料のすぐ後に個別に「(大豆を含む)」と表記し、複数の原材料にアレルゲンが含まれている場合には、一括して「(一部に大豆を含む)」と表記します。また、 添加物の場合は、個別に「乳化剤(大豆由来)」と表記するか、個別表記にそぐわない場合には、一括して「(一部に小麦を含む)」のように記載します。
アレルギーを起こしやすい原材料には次のものがあります。

分類・規定 品目 備考
〔特定原材料〕
表示が義務づけられたもの
卵、乳、小麦、えび、かに 症例数が多い。
そば、落花生 症状が重篤である。
〔特定原材料に準ずるもの〕
表示を推奨されている品目
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、
キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、
さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、
まつたけ、もも、やまいも、りんご
症例数が少ない。
ゼラチン  


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Q15
添加物の表示方法を教えてください。
A
「製造時に添加物を使用した場合」、または「原材料に添加物が使用されている場合」は、使用されたすべての添加物を表示しなければなりません。
以下のいずれかの方法で表示します。
1.物質名・簡略名
物質名 簡略名
サッカリンナトリウム サッカリンNa
食用赤色102 号 赤色102 号、赤102
L-アスコルビン酸ナトリウム ビタミンC、V.C
二酸化硫黄 二酸化イオウ、亜硫酸塩
β-カロテン カロチン、カロチノイド色素
硫酸アルミニウムカリウム ミョウバン
水酸化カルシウム 水酸化Ca
炭酸水素ナトリウム 炭酸水素Na、重曹

2.用途名併記
用途名 表示例
甘味料 甘味料(サッカリンNa)、甘味料(キシリトール)
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)
着色料 着色料(赤2)、着色料(黄4、青1)
保存料 保存料(安息香酸Na)、保存料(ソルビン酸K)
増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は糊料 安定剤(CMC)、ゲル化剤(ペクチン)
酸化防止剤 酸化防止剤(BHT)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na)
発色剤 発色剤(亜硝酸Na)、発色剤(硝酸K)
漂白剤 漂白剤(亜硫酸Na)、漂白剤(亜硫酸塩)
防かび剤又は防ばい剤 防かび剤(OPP)又は防ばい剤(OPP)

3.一括名での表記(以下については、一括名での表示ができる)
イーストフード、かんすい、香料、豆腐用凝固剤・凝固剤、pH 調整剤、苦味料、光沢剤、
酸味料、調味料、乳化剤、ベーキングパウダーなど

Q16
キャリーオーバーの判断は、量的基準などがあるのですか。
A
キャリーオーバーと判断される量的基準は設定されていません。
食品添加物のキャリーオーバーとは、「食品の原材料の製造又は加工の過程において使用され、かつ、当該食品の製造又は加工の過程において使用されないものであって、当該食品中には、当該物が効果を発揮することができる量より少ない量しか含まれていないもの」をいいます。

食品添加物の種類は多く、食品に添加する量についても、その種類や状態によって異なってきますので、キャリーオーバーと判断される量的基準を一律に設定することはできません。個々の食品に対して判断していく必要があります。
Q17
表示する添加物がないときは、「無添加」、「不使用」と表示できますか。
A
表示する添加物が無いことが、使用してないことを意味するとはいえませんので、「無添加」の表示は好ましくありません。
加工助剤やキャリーオーバーに該当する添加物については表示が免除されることになっていますが、一部の工程で使用されていたことは事実であり、たまたま表示する添加物が無いことをもって、添加物を使用していないことを意味することにはなりませんので、「無添加」等と表示することは好ましくありません。

また、一部の添加物を使用してない旨を強調して表示することも、添加物使用の意義や有用性、安全性に対する誤解を招くとともに、添加物を用いた加工食品全般に対する信頼性を低下させるおそれがありますので、好ましくありません。

なお、添加物は、「合成品」、「天然品」の区別をしていませんので、この趣旨に沿った表示をしてください。 添加物の表示は化学的合成品とそれ以外のものを区別せずに記載することが基本であるとともに、「天然」又はこれに類する表現の使用は認められませんので、この点にも十分留意して表示する必要があります。

一般的に添加物が使用される製品について添加物を使用していない場合に、使用していない旨の表示をすることは差し支えありません。
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Q18
遺伝子組換え表示対象食品は何ですか。
A
義務表示の対象となる食品は、農産物8作物、加工食品33食品群となっています。
8種類の農産物とその農産物を原材料にした33品目の加工食品は、遺伝子組換えの表示の対象です。

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Q19
遺伝子組換え表示が不要な加工食品は何ですか。
A
しょうゆ、植物油などが考えられます。
遺伝子組換え表示が不要な加工食品には、しょうゆ、大豆油、コーンフレーク、水飴(ジャム類など)、液糖使用食品(シロップなど)、デキストリン使用食品(スープ類など)、コーン油、菜種油、綿実油、砂糖(てん菜を主な原材料とするもの)などが考えられます。
Q20
納豆に添付されているたれやからしの内容量は省略できますか。
A
省略して差し支えありません。
小袋の調味料等はその商品の中では一般に付随的なものと考えられることから、省略して差し支えありません。
また、「納豆35g、たれ4ml、からし0.7g」等と主となる食品に併せて表示しても差し支えありません。
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